※スカイプを用いたリモートレッスンです。
概要
そもそもMIDI(ミディ)とは?
「Musical Instrument Digital Interface」の
頭文字を組み合わせた言葉で、
「楽器間の情報通信のためのデジタル規格」
という意味になります。
詳しく言うと、「電子楽器やコンピュータ等の
メーカーや機種に関わらず、音楽の演奏情報を
効率良く伝達するための統一規格」です。
1981年、日本の電子楽器メーカー
(YAMAHA、ROLAND、KORG、etc.)が、
海外のメーカーと共に協議、検討し、
世界共通の規格として実現して以来、
通信カラオケ、シーケンサー、DAW、
ボーカロイドに至るまで、
時代を問わず柔軟にあり続け、
30年以上経った今も、衰退するどころか、
更なる進化を遂げようとしています。
その一例として、近年では、
WebブラウザからMIDIを扱うため、
Web MIDI APIの実装も進められています。
DTM(デスクトップミュージック)で音楽創作過程の
ほぼ全てが可能となった現代では、
作曲家、サウンドクリエイターがMIDIの基礎知識を
持っているのは当たり前になりましたが、
専門家だけでなく気軽に音楽制作を可能にしたのも、
実はMIDIの恩恵なのです。
MIDI検定とは?
一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)
が主催する検定で、
DAWにおける音楽制作に必要な知識や技術を
客観的に証明できる歴史ある試験です。
特に2級は、サウンドクリエイターにとっては、
登竜門であるとも言えるでしょう。
3~1級は、1年に1度しか受験できないので、
確実に合格を目指すなら、
それなりの準備をお勧めします。
4級は当塾でも随時認定可能です。
目的は?
電子音楽の事実上の標準規格である
「MIDI」を広く一般社会に普及啓蒙し、
規格内容の認識レベルを標準グレード化して、
活用できる人材を数多く創出する事です。
平成24年度より試験内容が大幅に変わり、
より実践的でクリエイター向けになりました。
音楽制作系の会社への就職や
音楽学校の講師等を目指す方は、
上位グレードの取得によって、
一つのアピールにもつながります。
どんな方向け?
サウンドクリエイターとしての
知識や打ち込みのスキル、
譜読みの正確性を客観的に確認し、
公的に証明したい方。
カリキュラム例
4級
受験資格
不問
難易度
易
試験時間
30分(300分の講義が必要)
受験料
当塾の認定講座は、
講義60分×5+試験30分で¥20,000(税別)
※ライセンスカード発行料を含みます。
求められる能力
オーディオとMIDIの違いなどを理解し、
パソコンなどを使用した音楽の楽しみ方など、
ミュージックメディアに関する
基礎知識を持っている。
指導内容
メディアと音楽
MIDIの知識
コンピュータの知識
オーディオの知識
活用されるMIDI
著作権
楽譜とコードの知識
3級
受験資格
不問
難易度
やや易
試験時間
60分
受験料
¥3,000(税別)
求められる能力
MIDIの基本知識を理解し、
音楽情報を数値化したり、数値化されたデータを
音楽情報として捉えることができる。
指導内容
MIDIとは
データバイトとステータスバイト
ノートデータ、コントロールデータ
システムエクスクルーシブ
GMなど
リスト表示による演奏情報とスコア
2級1次
受験資格
不問
難易度
普通
試験時間
90分
受験料
¥5,000(税別)
指導内容
機材と環境設定
ハードウェア及びソフトウェア規格
楽譜情報、ノート情報、コントロール情報
エフェクト、音源知識
同期
マルチメディア知識
2級2次
受験資格
2級1次合格者
難易度
やや難
試験時間
2日間(正味5時間相当)
受験料
¥12,000(税別)
求められる能力
音楽制作現場で実務レベルとして、
MIDIに関する制作や監修に携わることができる。
指導内容
現在対策講座は行っていません。
1級
受験資格
2級2次合格者
難易度
難
試験時間
10日間(正味20時間相当)
受験料
¥18,000(税別)
求められる能力
楽譜からの音楽情報を、
正確かつ表現力豊かに、作品として創造する
プロレベルの技能を持っている。
指導内容
現在対策講座は行っていません。
教材
ミュージッククリエイター入門
(4級認定講座で使うテキスト)
ミュージッククリエイターハンドブック
(3~1級試験対策講座で使うテキスト)
ツール
必要機材等をご覧ください。
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受講料
入塾案内をご覧ください。
3級・2級1次対策講座は、
通常レッスンとして受講できます。